TWILIGHT 1 2 3



只今執筆中・・・

ACT.3

セイラムの都の王城。
その中でも最も豪奢であろう王の寝室のベッドに、どさりとタジは投げられた。
かつての己の寝台に、力尽くで捻じ伏せられ屈辱に唇を噛む。
「くく…っ」
サリューンの低い声が耳朶を揺さぶる。
負けまいとギッと睨み付ければ、面白そうに彼の覇王は目を細める。
直後。
派手な音を立ててタジの着衣は引き裂かれた。
「ッ!」
それでも懸命に声を堪えるタジを見下ろし、
「何時まで痩せ我慢が出来るか、な?」
冷淡な眼差しが降り注ぐが、タジは応えなかった。
長く白い指が晒された素肌の上を滑り落ち、些か性急に下肢に落ちる。
タジを喜ばせるつもりなど最初から有ろう筈も無い、まさにそれは陵辱行為そのものだった。
下肢で息吹く自身に絡みつくサリューンの指の齎す微妙な蠢きに、次第に息が上り詰めていくのをタジは堪え切れなかった。
「ぅうんっ…くふ…っ」
強弱をつけた指の上下する動きに腰が浮き、引き結んだはずの唇から熱い吐息が零れ出る。
切なげなそれを満足気にサリューンは聞き届けていた。


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